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(回答先: 北朝鮮の核問題、今週末にも安保理付託か [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 22 日 19:53:45)
IAEA決議へ―米国務次官
【ソウル22日時事】訪韓中のボルトン米国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)は二十二日、韓国の崔成泓外交通商相らとソウルで会談した。同次官は一連の会談後に記者会見し、北朝鮮の核問題について「今週末ごろ、国連安保理へ付託することになる」と述べ、国際原子力機関(IAEA)の緊急理事会が二十四日にも開かれ、その場で安保理付託の決議が採択されるとの見通しを示した。
これにより、北朝鮮の核問題は国連安保理へと舞台を移すことになる。米国との直接対話を望み、問題の「国際化」に強く反対してきた北朝鮮がこれに反発するのは必至だ。
同次官は「安保理への付託と制裁は別のものだ」として、当面は外交的解決を優先する姿勢を強調した。ただ、米政府には「あらゆる選択肢がテーブル上にある」とも述べ、軍事力行使の可能性に含みを残した。
ボルトン次官は「韓国は安保理付託に反対しなかった」と言明。この点について韓国政府当局者は時事通信に対し「IAEA理事国の意見が一致すれば、それを尊重する」と語った。
また、一九九四年の米朝枠組み合意について「北朝鮮が核開発計画を推進し、先に破棄した。今後、何が起ころうと同合意がかかわることはない」と述べ、既に無効になったとの認識を表明。さらに「北朝鮮の核分裂物質に関しては、もはや何も信頼できないというのがわたしの立場だ」として、軽水炉事業の継続はあり得ないとの考えを強調した。