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【ソウル=白川義和】ソウルで開かれている第9回南北閣僚級会談は23日、双方が合意文案を提示し、詰めの協議を行った。韓国側は、核問題解決に向けて北朝鮮が具体的措置を取ることを合意文に盛り込むよう求めているのに対し、北朝鮮側は「対話を通じた解決」など従来の立場を繰り返すにとどまり、議論は平行線をたどっている。
韓国代表団筋によると、韓国側は「北朝鮮が核問題で国際社会の懸念の解消に向けて努力し、必要な措置を取る」ことを求め、合意文でこうした趣旨を明記することを目指している。
これに対し、北朝鮮側は「核問題は米朝間の問題であり、国際社会の問題ではない」と反発。合意文案は首席代表の金(キム)内閣責任参事が22日に行った基調発言と同様、「北朝鮮は核兵器を製造する意思はなく、民族協調と対話を通じて問題を平和的に解決する」といった表現にとどまっているという。
双方は23日夜まで、実務協議や首席代表協議を行ったが、難航が続いた。
合意文には核問題のほか、南北鉄道・道路連結や北朝鮮の開城工業団地建設、金剛山陸路観光の推進も盛り込まれる見通し。
(1月23日21:09)