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【ワシントン中島哲夫】パウエル米国務長官は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核問題について、国連や関係国の使節の訪朝などを通じて「いくらか前進があった」と明らかにした。21日、一部の報道関係者とのインタビューで語った内容を22日、国務省が公表した。
パウエル長官は最近、オーストラリア、国連、ロシアの代表団が相次いで訪朝し、ソウルでは南北閣僚級会談が行われていることに触れながら、「これらの接触は前に進む道を探るのに活用された」と指摘。「事態の打開を予言しているわけではない」としながら、状況は「前進している」と述べた。
また、「北朝鮮との交渉は非常に難しく、骨が折れる」「今は非常に微妙な時期で、我々は多くのことを、ひそかに、慎重に行っている」などとも語った。
国務省のバウチャー報道官は22日、「前進」の内容についての説明は避けたが、オーストラリア政府当局者らが21日、国務省を訪れてケリー国務次官補(東アジア・太平洋担当)に会ったことや、パウエル長官が豪、露の外相と連絡を取っていることを明らかにした。リチャードソン・ニューメキシコ州知事から北朝鮮外交官との会談について報告があったことにも言及した。
[毎日新聞1月23日] ( 2003-01-23-11:55 )