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[ワシントン 22日 ロイター] パウエル米国務長官は、米国がイラクを占領した場合、イラク国内の油田は、イラク国民のために「信託」方式で管理されることになる、との見通しを示した。
国内各紙とのインタビューで述べたもの。国務省が、インタビューの内容を明らかにした。
パウエル長官は、ブッシュ政権がイラク占領後の油田の管理方法について、さまざまなモデルを検討していることを明らかにした。
同長官は、「もし米国が占領国となった場合、(油田は)イラク国民のために保持・運営されることになる」と述べた。
同長官はさらに、「どのような運営方法が適切かという問題があり、われわれは、さまざまなモデルを検討している。ただひとつ保証できるのは、イラク国民から信託を受けて、イラク国民のために油田が保持されるという点だ。これは、占領国の法律上の義務である」と述べた。
★ 権益拡大を追求する人は、ここまで倣岸で恥知らずでなければならない。
「イラク国民から信託を受けて」というのは、占領状態で自由意志の表明が可能かという問題はさておき、どういう手続きを踏むつもりなんだろう。(非民主的という烙印もイラク攻撃の根拠の一つなんだから、民主的手続きを踏み、それで「信託」に反対が表明されたらやめるんだろうね)
権益追求を「占領国の法律上の義務」と言い切るところが立派だね。
金融システムの近代化も、武力を背景に、「国民から信託を受けて」、「国民のために」行うのが、「占領国の法律上の義務」として、イスラム世界で行うつもりなんだろう。
これが自由主義経済を標榜する米国の根っこの体質であり、権益拡大のためであれば、国家社会主義を超えた手法を使う。(自由主義も、経済支配層の権益拡大に貢献するものである限り、声高に叫ぶものである)