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ブッシュ大統領に最も恐れられる男・ 緊急来日!
2002年2月3日(月)〜2月7日(金)
元国連イラク大量破壊兵器査察団(UNSCOM) スコット・リッター氏
1991年から98年まで7年間、イラクの査察現場でもっとも有能な米国人主任査察官として活躍したのがリッター氏。「イラクの歴史と政治と潜在兵力について世界一くわしい人物の一人」といわれ、昨年来、NHKのBSワールド・ドキュメンタリー・スペシャルやTBS報道特集など、イラク関係の番組にはかならず登場しています。
http://www.ribbon-project.jp/ritter.html
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1991年から98年まで7年間、イラクの査察現場でもっとも有能な米国人主
任査察官として活躍したのがリッター氏。「イラクの歴史と政治と潜在兵力につ
いて世界一くわしい人物の一人」といわれ、昨年来、NHKのBSワールド・ド
キュメンタリー・スペシャルやTBS報道特集など、イラク関係の番組にはかな
らず登場しています。
大量破壊兵器そのものだけでなく、製造設備や輸送システムのすべてをつきとめ
て廃棄する仕事に専心したリッター氏ですが、98年にはUNSCOMに対する
アメリカ政府の介入が目にあまるとして抗議のため辞任。イラクとUNSCOM
はその後、アメリカのスパイ疑惑をめぐって決裂し、査察の中断とともに、米英
軍の大規模空爆「砂漠の狐作戦」へとエスカレートしていきました。
それ以来、リッター氏はみずからの体験とデータにもとづいて、現在のイラクに
国際社会を脅かすような大量破壊兵器があるという主張の無理を指摘し、根拠も
なくイラク攻撃へと突き進むアメリカ政府を厳しく批判しつづけています。
リッター氏はCIA職員として旧ソ連の軍縮査察に携わったのち、海兵隊情報将
校として湾岸戦争に従軍。2000年大統領選ではブッシュを支持した生粋の共
和党員ですが、現在はブッシュ政権のイラク進攻計画を確かなデータにもとづい
て牽制する一番手ごわい論客に数えられるでしょう。
今回の来日は、イラク情勢と過去の査察実態を十分理解しないまま対米追従に甘
んじる日本の政府と世論に正しい情報を提供できればと、市民グループの招きに
応えたものです。来日中にはテレビ出演・シンポジウム出席など多数予定してい
ます。
ブッシュ政権には振り上げた拳の下ろしどころを探る動きもうかがえ、戦争回避
の可能性が見え隠れしています。この時期のリッター氏来日は、日本の方針決定
に大きな影響を与える可能性を秘めています。
[日程(予定)]
2月3日(月)成田着
4日(火)10:30〜記者会見 11:30〜院内集会(いずれも参議院議員会
館)、(テレビ出演)
5日(水)共同記者会見@外国人記者クラブ(午後、時間未定)、(テレ
ビ出演)
6日(木)18:00〜 講演とシンポジウム
東大駒場キャンパス13号館1313教室(無料、逐次通訳あり、カン
パあり)
【主催:東大駒場教官有志・共催:スコット・リッター招聘実行
委員会】
7日(金)離日