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01/22 16:44 東京でアフガン支援会議 日本政府、2月に開催計画 外信58
【カブール22日共同=本蔵一茂】各地で軍閥が力を保ち、治安
回復が遅れているアフガニスタンに平和を定着させるため日本政府
が二月中旬、カルザイ大統領や主要八カ国(G8)の代表を東京に
招き、治安支援策を協議する国際会議を計画していることが二十二
日分かった。
打診を受けたアフガン政府筋とカブールの外交筋が明らかにした
。
これまで発展途上国への支援では人道援助やインフラ整備などが
主流だった日本政府が、かつての紛争地に平和を定着させるための
支援策で国際社会を主導する初めてのケースとなる。
軍閥に属する兵士の武装解除を進め、社会復帰を促すために日本
が提唱している「復員登録庁」構想が主要テーマとなる。日本はこ
の会議で各国にも支援を呼び掛けた上で、総額数千万ドルに上る支
援を含めた同構想の具体策をまとめる見通し。
ただ会議前に米国などによるイラク攻撃が始まり、アフガン内外
の情勢が不安定化すればカルザイ大統領の訪日が流動的となる恐れ
もあり、日本政府はイラク情勢を見極めながら慎重に準備を進めて
いるもようだ。
復員登録庁は計数万―数十万人とされる軍閥兵士を動員解除し、
職業訓練などを通じて社会復帰を手助けするのが狙い。
カルザイ大統領は最大課題に「軍閥解体」を掲げているが、二○
○一年十二月のタリバン政権崩壊まで二十年以上続いた戦乱の影響
からアフガン各地で軍閥が武装勢力を温存。北部や西部では軍閥同
士の勢力争いによる戦闘が散発的に発生しており、治安面の不安が
復興の大きな障害となっている。
(了) 030122 1644
[2003-01-22-16:44]