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【リヤド22日共同】
サウジアラビアのニザル・マダニ外務次官(61)は21日、リヤドの外務省で共同通信と会見し、米国が計画する対イラク軍事作戦には参加しないとの立場を強調するとともに「国連安全保障理事会を通じて問題の解決を図るべきだ」と述べ、ペルシャ湾岸への兵力増強などを進める米国の動きをけん制した。
次官は、対イラク攻撃回避のため、アラブ諸国がイラクのフセイン大統領の亡命を検討しているとの報道について「われわれは他国に干渉したくない」として否定。
「軍事行動以外の政治的な解決策を支援する」と述べた。
米国のラムズフェルド国防長官は「亡命によって戦争が回避されるなら、公正な取引だ」と述べ、亡命歓迎の意向を示していた。
マダニ次官は、対イラク攻撃の可能性について「(イラクで大量破壊兵器開発疑惑に関する査察活動を続けている)国連査察団に対するイラク側の協力次第だ」と指摘した。