現在地 HOME > 掲示板 > 戦争21 > 685.html ★阿修羅♪ |
|
【ロンドン岸本卓也】ブレア英首相は21日、下院査問委員会で「イラクに対する大量破壊兵器の排除が失敗すれば北朝鮮などの大量破壊兵器拡散問題に悪いメッセージを与える」と述べた。首相はイラクの大量破壊兵器を廃棄させる米英の強硬路線が北朝鮮の核開発を断念させる有効な手段であるとの認識を示した。
首相は「イラク攻撃に備えた軍事的圧力がフセイン政権を弱体化させている」との見方を示し、ストロー外相も「こうしたイラクへの断固たる措置によって国際社会は北朝鮮など大量破壊兵器の拡散を企てる国々と対決できる」と主張した。
同日発表された民間世論調査で国連の支持のないイラク攻撃に反対する意見が77%に達するなど、米国に追従する政府への批判が国民の間に広がっている。しかし、首相は「攻撃がやむをえない時になれば、国民も支持してくれるはずだ」と述べた。
[毎日新聞1月22日] ( 2003-01-22-10:04 )