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21日まで特使として平壌を訪れたロシアのロシュコフ外務次官が先月、自らの訪朝を日本側に伝達していたことがわかった。小泉首相はこの訪朝計画を知ったうえで、今月10日の日ロ首脳会談に臨み、ロシア側は日朝国交正常化への協力を約束している。今回、日本側の意向がロシュコフ氏から金正日総書記に直接伝わったものと見られ、日本側は会談内容に注目している。
日ロ関係筋によると、ロシュコフ氏は先月中旬に来日した際、北朝鮮の核施設再稼働表明で緊迫した核問題を打開するため、自身が特使として訪朝する方針を外務省に伝えた。この話は首相官邸にも報告された。
首相はこれを踏まえて、日ロ首脳会談で、拉致問題や核問題の解決に「ロ朝間の伝統的関係を利用した協力」を要請。プーチン大統領は「可能な限り協力したい。金正日氏は話ができる人間だ」と応じた。
ロシュコフ氏は20日、平壌で金総書記と会ったが、会談が6時間にも及んだことなどから、日本側は「金総書記に首相の思いを伝える、日朝首脳会談以来の機会になったかも」(外務省幹部)と期待する。
川口外相は21日の記者会見で、「イワノフ外相は『(ロシュコフ氏が)帰ってきたら連絡する』と言っていたので、電話でお話をいただけると思う」と述べ、近くイワノフ外相から会談内容を聞く考えを示した。
(10:03)