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韓国と北朝鮮の第9回閣僚級会談は22日、ソウル市内のホテルで1回目の全体会議を開き、本格的な協議に入った。韓国側が、核不拡散条約(NPT)脱退宣言の撤回や91年に南北間で合意した朝鮮半島の非核化宣言を守るよう強く求めたのに対し、北朝鮮側は「核兵器をつくる意思はない」と言明した。
北朝鮮はNPT脱退を宣言した際にも「核兵器を製造する意思はなく、現段階での核活動は唯一、電力生産をはじめとする平和目的に限られる」との政府声明を発表している。核の平和利用を改めてアピールすることで韓国側の理解を求め、米国を想定した「外部の圧力」を排除した民族協調を呼びかける狙いとみられる。
核問題で韓国側が「国際社会が信頼できるだけの実践措置をすぐにとるべきだ」と求めたのに対し、北朝鮮側首席代表の金●星(キム・リョンソン)・内閣責任参事が核兵器製造の意思を否定したという。
韓国側出席者は、金代表の発言に対し「(閣僚級会談で)核問題での進展があるかは予断を許さないが、北が基本的な立場を表明しただけに協議の土台はできたと思う」と語った。
全体会議で韓国側はさらに、米国が北朝鮮の核放棄などを条件に不可侵の意の文書化やエネルギー支援を検討していることを詳しく伝えた模様だ。
今回の閣僚級会談は、来月で任期を終える金大中政権としては最後になるとみられている。韓国統一省高官は今回の会談を「核問題での説得と(盧・次期政権への)橋渡し」と意義づけ、新たな南北共同事業について協議しないとの考えを示した。
●はへんが「月」つくりが「令」
(12:09)