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(回答先: 仏外相、北朝鮮核問題で7か国定期協議を強く支持 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 21 日 14:56:25)
【モスクワ=古本朗】北朝鮮核危機の調停のため訪朝していたアレクサンドル・ロシュコフ露大統領特使(外務次官)は21日、北京へ出発する直前に平壌空港で記者会見し、前日の金正日総書記との会談で「危機脱出への展望を見いだすことが出来た」と語った。
同特使は、展望の具体的内容は明らかにしなかったが、「(金総書記は)国際情勢を良く理解し、北朝鮮の置かれた状況を深く分析している」としたほか、危機打開には、米国などが「北朝鮮に対して、明確に安全を保障することが不可欠であり、それは、文書化された形で行うのが望ましい」と強調した。
特使は前日の金総書記との会談で、米国など関係国による「北朝鮮の安全の保障」と引き換えに、同国に核拡散防止条約(NPT)順守を誓約させることで危機打開を図る、露政府の「包括解決案」を提示したが、平壌発のタス通信は20日、同特使の証言として、金総書記が「『包括解決案』に大変強い関心を示した」と伝えた。
露特使は空港での会見で、北朝鮮情勢は「目下、極めて危険なシナリオで展開している」と認めた上で、ロシアが米朝間の仲介に尽力する構えを強調した。
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【北京=佐伯聡士】北朝鮮訪問を終えたロシアのロシュコフ外務次官は21日午前、平壌から北京空港に到着した。同次官は、金正日総書記らとの会談結果を踏まえて、北朝鮮の核問題の平和的解決に向け、中国側と協議する見通しだ。
(1月21日12:56)