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【ロサンゼルス=長尾弘嗣】19日付の米ロサンゼルス・タイムズ紙は、イラクが2001年までの4年間にインド企業から大量破壊兵器やその運搬手段の開発・製造に必要な原材料などを不正に輸入していたと報じた。イラクが昨年12月に国連安全保障理事会に提出した申告書にはこの事実の記載はなく、国連決議への「重大な違反」に該当する可能性もある。
この企業はニューデリーやムンバイで事業を展開する「NECエンジニアリング・プライベート」。日本企業のNECとは関係がない。
同社は不正輸出の発覚を防ぐため、中東や欧州に設立したペーパーカンパニーを利用してイラクへの輸出品を調達していた。国連査察官は同社が輸出した原材料の一部が、バグダッド南方のミサイル燃料工場で使われたことを確認したという。
輸出したのは大量破壊兵器の製造に使用される粉末状のアルミニウムやチタンの遠心ポンプなどの物資。約79万ドル(約9300万円)に相当し、1998年9月から2001年2月までの間にイラクに不正輸出したという。 (12:13)