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(回答先: イラクが化学兵器用の空弾頭4個の存在伝える [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 20 日 15:06:34)
IAEAのエルバラダイ事務局長は18日、バグダッド訪問の途中立ち寄ったキプロスで、国連査察団がバグダッドのイラク人科学者の自宅からウラン濃縮技術に関する文書を発見したことを明らかにした。事務局長は、イラクが自発的に提出すべき文書だったとの認識を示したうえで「査察への対応に疑念を募らせた」と批判した。
この文書は物理学者ファレハ・ハムザ氏が保管しており、16日の査察で見つかった。約3000ページあり、核兵器製造に用いられるレーザーによるウラン濃縮技術について記載されているという。事務局長は「決定的な証拠」には当たらないとの見方を示したが、査察団は国連安保理に提出された申告書に含まれているかどうかなど、詳しい分析を進めている。
事務局長は「イラクは(大量破壊兵器廃棄に関して)完全な申告を行う義務を負っている。なぜこのような文書が査察によって個人の自宅から見つかるのか。イラクは査察への対応を考え直す必要がある」と指摘した。
一方、ハムザ氏は18日深夜、記者会見し、この技術は水準が高すぎるため88年に研究開発を断念したという。経緯は国連に申告済みだと主張し、「よく調べもせず、事務局長がこのような発言をするのは無責任だ」と批判した。
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