現在地 HOME > 掲示板 > 戦争21 > 555.html ★阿修羅♪ |
|
【モスクワ町田幸彦】ロシアのロシュコフ外務次官(アジア・太平洋担当)は18日、平壌に到着し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)外務省で姜錫柱(カンソクチュ)第1外務次官と会談した。朝鮮通信(東京)は「会談で双方は、最近の朝鮮半島の核問題、注目される国際情勢問題について意見交換した」と伝えた。
また姜第1次官はロシュコフ外務次官の歓迎宴で「朝鮮半島の核問題は米国によって生じた。朝米が膝を交えて解決すべきだ」と述べ、核問題は米朝対話によってのみ解決可能との北朝鮮側の立場を改めて示した。
ロシュコフ次官は平壌滞在中、金永南(キムヨンナム)・最高人民会議常任委員長らと会談し、ロシアが北朝鮮の核開発問題打開のために示した包括提案について協議する予定だ。金正日(キムジョンイル)総書記とも会談する可能性が高い。
ロシアの包括提案は、(1)北朝鮮による核拡散防止条約(NPT)の順守と国際原子力機関(IAEA)への協力(2)不可侵問題をめぐる米国、関係国と北朝鮮の対話実現(3)北朝鮮への経済・エネルギー協力の再開――などを主な内容としている。
[毎日新聞1月19日] ( 2003-01-19-01:44 )