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【カイロ17日共同】17日付のアラブ紙アッシャルク・アルアウサトがイラク消息筋の話として伝えたところによると、フセイン大統領がこのほど側近だけを集めた会議で、米国の攻撃が差し迫った際はイラクで活動する国連の大量破壊兵器査察団を拘束、「人間の盾」とすることを決めた。
大統領は既に、査察団の名簿の用意を指示。大統領の長男ウダイ氏が率いる精鋭部隊「サダム・フェダイーン(戦士)」が民間人を装って査察団を拘束する予定だが、当局とは無関係の国民の自発的行為とする計画という。
同紙によると、会議には大統領の2人の息子のほか、ラマダン副大統領、アジズ副首相らが出席。出席者は査察団がイラクに大量破壊兵器があるとの確証を得るのは時間の問題との認識で一致した。フセイン大統領は、査察団拘束計画を「名誉の日」作戦と命名したという。
イラクは1990年の湾岸危機の際、多数の外国人の出国を禁じ、91年の湾岸戦争勃発(ぼっぱつ)後は捕虜を各拠点に分散配置するなど、「人間の盾」作戦を積極的に実施した経緯がある。 (10:15)