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来日中の米国家安全保障会議(NSC)のモリアーティー・アジア上級部長は17日、首相官邸で福田官房長官と、外務省で西田恒夫総合外交政策局長、藪中三十二アジア大洋州局長と相次いで会談し、北朝鮮の核開発問題への対応を協議した。
福田長官との会談にはベーカー駐日米大使が同席したほか、これに先立ち、ベーカー大使は外務省で川口外相とも会談した。
一連の会談で日米両政府は、日米と韓国の3か国が緊密に連携して北朝鮮問題の平和的解決を目指す方針を確認した。また、国際原子力機関(IAEA)が北朝鮮問題を国連安全保障理事会に付託した場合に備え、安保理常任理事国5か国に日韓両国を加えた7か国協議の枠組みづくりに向け、関係各国に働きかけていくことで一致した。
北朝鮮が核不拡散条約(NPT)脱退を宣言するなど、米国の「対話の用意」に対しても強硬姿勢を崩していないことについては、「北朝鮮の真意を見極めることが重要だ」として、今後の北朝鮮の今後の出方を注視することを確認した。
ベーカー大使は一連の会談後、記者団に「朝鮮半島は危険な状況だ。武力衝突なしに問題を解決することを願っている。半島の緊張緩和のためにいかなる選択肢を取りうるか、北の次のステップは何かなどについて話し合った」と述べた。
モリアーティー部長は記者団に、「朝鮮半島問題の平和的解決はどうすれば可能かについて協議した」と述べた。同部長は韓国、中国を訪問後、来日した。
(1月17日21:31)