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01/17 19:24 侵略撃退とイラク大統領 湾岸戦争記念でTV演説 外信82
【バグダッド17日共同】イラクのフセイン大統領は十七日、湾
岸戦争開戦記念日の恒例の国民向けテレビ演説で「侵略者を自滅に
追いやり、他の者たちの目を見開かせる」と述べ、米国の攻撃があ
っても撃退する強い決意を表明した。
大量破壊兵器の開発疑惑をめぐりイラク攻撃の準備を進める米国
に対し、対決姿勢をあらためて鮮明に打ち出し、徹底抗戦に向け国
内の引き締めを図ったとみられる。
大統領は、湾岸危機以来「十三年に及ぶ制裁と侵略がこの日まで
続いてきたが、国民の防衛と再建で国土は緑が茂っている」と自賛
。「侵略者のもくろみは逆効果だった」と、イラク封じ込めを続け
る米国を批判した。
また、十三世紀にイラクに攻め込んだモンゴル軍を米国になぞら
え「現代のモンゴルをバグダッドの入り口で自滅に追いやる決意だ
。神の加護を得た偉大なイラクをモンゴルが破壊することは不可能
で、パレスチナの兄弟の決意を打ち負かすこともできない」と述べ
、イスラエルと対決するパレスチナ人への連帯も強調した。
大統領は、六日の建軍記念日の演説で国連査察を「スパイ活動」
と批判したが、この日の演説では一切触れなかった。査察批判を続
ければ国連を敵に回してしまう一方、容認すれば国民に弱気な姿勢
を見せることになることに配慮し、言及を避けたとの見方が出てい
る。
(了) 030117 1924
[2003-01-17-19:24]