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2003.01.16
Web posted at: 11:16 JST
- CNN
ロンドン――英国のフーン国防相は下院で15日、米政府によるミサイル防衛システム構築に協力するため、英中部ノースヨークシャーにあるファイリングデールズ基地の早期警戒レーダーの改良を認める方針を明らかにした。与党労働党議員の多くは、米ミサイル防衛への協力に強く反対しているため、下院内でも国防相の突然の発表に反発が高まった。
米政府は昨年12月、レーダー改良を承認するよう英政府に求めていた。
フーン国防相は下院に対して、「米政府に要請に応えて、改良を認めるべきだとの結論に達した。これが英国の安全保障につながると判断した」と述べた。
国防相はその上で、英国政府として米国に正式に返答をする前に、議会で意見を出してもらいたいと述べたが、下院決議の予定はない。
労働党では多くの議員が、米国のミサイル防衛システムは軍縮に逆行するだけでなく、英国の安全保障を損なうとして、強く反対している。