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マイヤーズ米統合参謀本部議長は15日の記者会見で、イラクが昨年暮れ、重要施設への空爆を避けるために、「人間の盾」になる志願者を募集する発表をしたことに触れ、「非戦闘員を標的防護の手段として使うことは戦時の国際法上違反になるだけでなく、戦争犯罪だ」と述べ、イラク側に警告した。
マイヤーズ議長は、「非戦闘員が死傷した場合、配置した人間はジュネーブ条約の重大な違反として有罪になる」と述べた。また、「友軍を防護する場合など、軍事的に行動をとることが必要になる状況もある」と述べ、対イラク戦になった場合、人間の盾の有無にかかわらず、攻撃が避けられない可能性を示唆。その場合、非戦闘員に被害が出ても、責任はあくまでもイラク側にあるとの立場を強調した。
イラク側は90年のクウェート侵攻後、日本人を含む人質を「人間の盾」として主要施設に配置したほか、最近では98年12月に米軍などが「砂漠のキツネ」作戦を実施した際に、イラク民間人数百人が大統領宮殿などに入り、盾になった。 (11:53)