現在地 HOME > 掲示板 > 戦争21 > 426.html ★阿修羅♪ |
|
2003.01.15
Web posted at: 19:25 JST
- CNN/AP/REUTERS
バグダッド――イラクの大量破壊兵器開発疑惑を調べている国連査察団は15日、首都バグダッド中心部にある大統領宮殿の査察を実施した。昨年末に国連査察が再開されてから、大統領宮殿が査察を受けるのはこれが2件目。イラク側の反応が注目される。
国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のメンバーが訪れたのは、バグダッドのカラダ地区にある通称「旧宮殿」。1958年に建設され、湾岸戦争で2度の空爆を受けたが修復された。査察団は7台の車を連ねて到着し、ただちに立ち入りを認められた。フセイン大統領が内部にいたかどうかは明らかでない。
前回1998年の査察では、イラク側の強い抵抗により大統領宮殿の本格査察が実施されず、対立の焦点となった。昨年11月に採択された国連安保理決議は、対象を大統領宮殿を含むあらゆる施設と規定、即時・無制限の査察を要求している。査察団は12月にバグダッド市内の別の大統領宮殿を調べた。イラク側は抵抗を示さなかったが、翌日、宮殿への立ち入りは「挑発的であり、不必要だった」との抗議を発表している。