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【カイロ=新居益】汎(はん)アラブ紙アッシャルクルアウサトは13日、サウジアラビアのアブドラ皇太子が、アラブ域外からの正当性のない武力行使や、アラブ諸国同士の紛争の武力解決禁止などを定めるアラブ諸国間の憲章制定を求めていると報じた。
憲章案は3月にバーレーンで開催されるアラブ首脳会議で討議される見通しで、このほか、政治改革と民主化の促進、経済活性化なども含まれている。
国連安保理決議によらない米国のイラク攻撃にクギを刺すとともに、アラブ諸国自らも紛争の平和的解決や民主化に踏み出すことにより、“アラブ内解決”の枠組みを形成する試みと見られる。
また、アブドラ皇太子は、「国連が(対イラク戦を)決定した場合、アラブはイラク側と戦争回避策を協議する機会が与えられるよう求める」と述べ、開戦が差し迫った場合、イラクのフセイン大統領に対して最後の説得を試みる考えを明らかにした。一部報道によれば、サウジなど一部アラブ諸国は、同大統領に亡命を働きかけているとされる。
(1月13日22:21)