現在地 HOME > 掲示板 > 戦争21 > 275.html ★阿修羅♪ |
|
【リヤド11日共同】サウジアラビア訪問中のギュル・トルコ首相は11日、リヤドでサウジの事実上の指導者、アブドラ皇太子と会談した。AP通信は外交筋の話として、両首脳は「現在の(イラク)危機を平和的に切り抜ける方策」について協議したと伝えた。
同筋はさらに、戦争が引き起こす災難から中東を救うため、両首脳は外交努力をさらに進めることの重要性を強調したと述べた。
両国はイラクに接する地域大国。1991年の湾岸戦争で多国籍軍の対イラク出撃拠点となったサウジはその後、米軍駐留に反対するウサマ・ビンラディン氏らの猛反発を招き、トルコも湾岸戦争が経済低迷とクルド人独立運動激化につながったため、共に軍事力行使には反対している。
ギュル首相は今月、既にシリア、エジプトなど中東各国で首脳会談。サウジの後はイランへ向かうなど、外交活動を活発化させている。 (11:00)