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【ロサンゼルス佐藤由紀】米国で人気が高いSUV(スポーツタイプ多目的車)に乗るのはテロリストを助けることだーーという刺激的なCMが12日から5日間、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルスなど米主要都市で流れる。提供主の民間団体「デトロイト・プロジェクト」が8日、ロサンゼルスで発表した。
CMは30秒。給油する男性の映像に産油国の地図や砂漠でのテロリストの訓練風景が交差し「石油マネーはひどいことに使われています。あなたのSUVの燃費はどうなってますか」で結んでいる。
広告はなんでもありの米国だが、「SUV=テロ支援」の発想は全米に衝撃を与え、自動車業界は猛反発、一部のテレビ局が放送を拒否するなど大論争になっている。
発案者で同プロジェクトの共同創設者のアリアナ・フフィングトンさんは「SUVを悪者にするというより、(車社会、ガソリン、中東など)点と点を結ぶことで責任ある選択をして欲しいと訴えたかった」と語った。
フフィングトンさんが昨年、ガソリンを大量に消費するSUVを乗り回すのは中東原油への依存を増やし、米国の安全を損なうとコラムに書いたところ、約5000人の読者から賛同のメールがきた。広告制作費5万ドルはこうした個人の献金でまかない、放送料の17万5000ドルはハリウッド俳優や監督が寄付したという。(毎日新聞)
[1月11日18時41分更新]