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[パリ 10日 ロイター] 欧州連合(EU)のソラナ共通外交・安全保障上級代表は、イラクが秘密裏に大量破壊兵器計画を進めているという証拠が見つからなければ、同国への攻撃を正当化するのは難しいとの認識を示した。
同代表は仏紙ルモンドに「証拠がなければ戦争を始めるのは非常に難しい。戦争開始の正当性については、国連安保理が判断する」と述べた。
国連査察団は9日、安保理への中間報告で、イラクが1カ月前に提出した大量破壊兵器に関する申告書は数ある疑問点に答えていないとしながらも、同国で行った査察で決定的な証拠は発見されなかったことを明らかにしていた。
ソラナ代表は、フセイン大統領が大量破壊兵器を使用できることが戦争開始の理由にはならないとの見方を示した。
その上で、決定的な証拠が最後まで発見されなかった場合には、国連が新決議の採択を検討することを希望する意向を示した。