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[ワシントン 9日 ロイター] 米国政府は、ロシアに対し、対イラク戦の後に原油価格の急落は起こらないかも知れない、との見解を示し、原油価格をめぐるロシア側の懸念を払しょくしようと試みた。匿名の米政府高官が明らかにした。
同高官によると、米国は、フセイン・イラク大統領が政権を失った場合にイラクの石油産業がどうなるか、という問題をめぐり、ロシアと協議した。ただ米国は、ロシアにいかなる保証も与えなかった、という。
同高官は記者団に対し、「われわれは、確約や保証を与える立場にない」と述べた。同高官は、複数の米当局者が、対イラク戦後の戦略のほか、世界の石油市場についてロシア側と協議した、としている。
同高官は、「イラクの石油生産が増加し始めると、原油価格がどうなるかについて、ロシアは懸念している。ロシア予算は、原油価格が1バレル=18ドルを下回らないことを前提としている」と述べた。
また、同高官によると、米国政府側はロシア政府に対し、原油価格が“より段階的に推移していく”可能性を指摘した、という。