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2003.01.09
Web posted at: 16:50 JST
- CNN
エルサレム(CNN) イスラエルのシャロン首相が外国人から不正な資金を受け取っていたとの疑惑が浮上し、今月末に予定される総選挙への影響が注目されている。シャロン首相は8日、疑惑を「卑劣な陰謀」として否定し、反論を展開した。
シャロン首相は訪問先のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸境界で、不正資金疑惑について「私を打倒しようとする者の政治的陰謀だ」と述べ、「文書と事実で反証してみせる」と強調した。
疑惑は、7日付のイスラエル紙ハーレツで報じられた。シャロン首相は1999年のリクード党首選で会計検査当局から政治献金の一部返金を命じられていたが、首相の息子2人が南アフリカの実業家から約150万ドルの資金を受け取り、これを担保にした貸付金を返金に充てたという内容。イスラエルの法律は、外国人から政治資金を受け取ることを禁止している。同紙によると、検察は南アフリカの司法当局に捜査協力を要請するなどして、調べを進めている。
総選挙でリクードと争う労働党のミツナ党首は「シャロン首相は弁明できないなら辞任すべきだ」と、疑惑の徹底追及を主張している。
選挙戦ではこれまでリクードの圧倒的優位が伝えられていたが、7日夜にハーレツが実施した世論調査によると、リクードの予想獲得議席は27議席と、1カ月前の41議席から大きく減少した。