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01/09 00:48 フセイン氏に亡命勧告か 中東諸国がと比外相 外信107
【マニラ8日共同】フィリピンのオプレ外相は八日、マニラの中
東外交筋の話として、中東諸国がイラクのフセイン大統領に対し、
米国との戦争を避けるためリビアに亡命するよう働き掛けていると
述べた。
オプレ外相は「今週、中東諸国の大使らと会合した時に彼らが『
イラク問題の良い解決策がある。一部の中東諸国がフセイン大統領
に自発的に第三国に亡命するよう働き掛けており、実現すれば血み
どろの戦いが避けられ、大統領の命も救うことができる』と述べた
。第三国とはリビアだ」と語った。
しかし、リビアのサレム・アダム駐フィリピン大使は「リビアは
フセイン大統領にわが国に亡命するよう求めておらず、憶測に基づ
く話だ」とする一方で「リビアはイラク問題は平和的に解決される
べきだと考えており、戦いになれば中東に新たなトラブルを持ち込
むだけだ」と話した。
(了) 030109 0048
[2003-01-09-00:48]