現在地 HOME > 掲示板 > 戦争21 > 137.html ★阿修羅♪ --> |
|
01/08 22:43 核搭載可能ミサイル配備へ パキスタン軍に引き渡し 外信84
【イスラマバード8日共同】パキスタン軍は八日、朝鮮民主主義
人民共和国(北朝鮮)の協力で開発したとされる中距離弾道ミサイ
ル「ガウリ」の完成品を、製造した研究所から受け取る式典を開催
した。民間テレビGEOが伝えた。
ガウリは一九九八年以来、発射実験が行われてきた核弾頭搭載可
能なミサイル。今後は実戦配備の段階に入るとみられ、同じ核保有
国の隣国インドとの関係が再び緊張する可能性もある。
ガウリは北朝鮮のミサイル「ノドン」の技術を導入して開発され
たとされる。射程はガウリ1が約千五百キロ、ガウリ2が約二千五
百キロとされ、インド国内のほぼすべてが射程圏内となる。
パキスタンはガウリ開発への協力の見返りとして、核開発に必要
なウラン濃縮用の遠心分離機を北朝鮮に提供したとの疑惑が最近浮
上している。
ガウリを開発・製造したのは「パキスタンの原爆の父」とも呼ば
れるカーン博士が開設したカーン研究所(イスラマバード近郊)。
この日、軍に引き渡されたミサイルの数は不明。
同研究所は本来、ウラン濃縮の研究を行っていたが、九○年代前
半からは核兵器の運搬手段となるミサイル開発に乗り出していた。
(了) 030108 2243
[2003-01-08-22:43]