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01/08 21:24 空軍機、初の武装警戒へ ダボス会議でスイス方針 外信71
【ジュネーブ8日共同】スイス国防省スポークスマンは八日、同
国東部ダボスで世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)が開
催される今月二十三―二十八日の間、航空機を使ったテロに備え、
この一帯を「特別制限空域」とし、ミサイルなどで武装した空軍機
を初めて警戒飛行に当たらせる方針を固めたと語った。
最悪の場合は撃墜もあり得る特別制限空域の規定は一九八四年に
制定されたが、実際の発動は初めて。十五日の閣議で正式決定の予
定という。
ダボス会議は世界から首脳・閣僚級をはじめ政財官界の要人約二
千人が集まることから、二○○一年の米中枢同時テロと同様の航空
機による自爆攻撃に備え、特別措置を取ることにした。
スポークスマンによると、特別制限空域を通過予定の航空機には
、数時間前までにスイスの航空管制当局に通知を義務付ける。通知
がなければ「不審機」とみなし、空対空ミサイルを装備して警戒飛
行を続けるFA18戦闘攻撃機が対応する。
ミサイル発射などの交戦に踏み切るかどうかは従来、空軍参謀長
に最終権限がある。今回は政治的な判断を必要とする局面も予想さ
れるため、スイス政府は交戦命令の権限を大統領または国防相に一
時移管することも検討している。
(了) 030108 2124
[2003-01-08-21:24]