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【カイロ=平野真一】トルコからの報道によると、同国南東部のディヤルバクル空港で8日午後8時10分(日本時間9日午前3時10分)ごろ、イスタンブール発ディヤルバクル行きのトルコ航空国内便RJ100型機(乗客75人、乗員5人)が着陸に失敗し、爆発、炎上した。トルコ運輸省によると、5人は救出されたが、残る75人が死亡した。当時、空港付近には濃い霧が出ており、ギュル首相は「悪天候による事故の可能性が高い」と述べた。AFP通信は、死亡者には外国人が5人含まれていると報じたが、乗客名簿に日本人らしい名前はない模様。
半国営アナトリア通信によると、現場は軍民共用の同空港の軍用部分で、滑走路の手前約30メートルの地点。救出された女性は「着陸の際には全員無事だったが、その直後に爆発が起きた。自分は近くの草地に投げ出されて奇跡的に助かった」と語った。爆発で胴体は3つに分解、火災鎮火に手間取り、乗客の多くは焼死したと見られる。操縦士は救難信号を発信しなかった。ディヤルバクル空港では悪天候が続き、先週は数便が欠航となっていた。
ディヤルバクルは、トルコの少数民族クルド人の居住地域の中心都市。同空港はイラク国境に近いことから、米英がイラク攻撃に踏み切った場合には出撃基地として使用する可能性があると見られている。
(1月9日10:51)