現在地 HOME > 掲示板 > 戦争21 > 126.html ★阿修羅♪ --> |
|
(回答先: イラク査察、キプロスで科学者に聴取か・米誌報道 [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 09 日 15:13:14)
【カイロ小倉孝保】イラクのアジズ副首相は8日、同国内で大量破壊兵器について調査を続ける国連査察団について、「国連の指揮権を超えて諜報活動を行っている」と厳しく批判した。6日にはフセイン大統領が同じ批判をしており、同国指導部に査察活動への不満が急速に拡大していることをうかがわせた。
副首相は反戦活動のためバグダッドを訪問した南アフリカの代表団を前に、「査察団は大量破壊兵器について調査しているのではなく、イラク軍の能力、民間の科学・産業分野の能力に関する情報について調べ、スパイ活動をしている」と厳しく批判した。
特に、アジズ副首相は、査察団がイラクの科学者から聴取した際、現在の給与に満足しているかどうかを聴いたとし、「こんな質問がどうして大量破壊兵器と関係があるのか」と批判した。
一方、査察団の植木安弘報道官は7日、イラク側からスパイ活動だとして批判が出ていることについて、「イラク側から正式な抗議はない。査察団はスパイではなく、国際公務員だ」と反論した。
フセイン大統領は6日の演説で、国連査察団をスパイだと初めて批判。しかし、イラクはその後も査察活動に協力している。
[毎日新聞1月9日] ( 2003-01-09-10:40 )