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(回答先: イラク政権打倒に反対=インドネシア [時事通信] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 08 日 19:37:17)
国防相が外相を批判
【ロンドン8日時事】米軍が着々と準備を進めるイラク攻撃をめぐり、英政府内で不協和音が目立ってきた。「イラク攻撃の可能性はやや低下した」とするストロー外相の発言について、フーン国防相は七日のBBCの番組で、「この段階でそのような発言をするのはふさわしくない」と述べ、外相を批判した。
同国防相はまた、イラクの大量破壊兵器開発計画を調べている国連査察団が、期限とされる今月二十七日までに、開発を否定するイラク側に有利な報告書を安保理に提出したとしても、それによってイラク攻撃がなくなるわけではないとの米国寄りの見方を示唆した。
英政府内では、ある閣僚が「攻撃開始の確率はクリスマス前までは60%だったが、今では40%に低下した」と漏らし、ストロー外相は「そうした見方は正しい」と追認。さらに与党・労働党の議員団に対し、「最終目標はイラクの大量破壊兵器破棄」と説明する書簡を送り、攻撃自体が目的ではないとの考えを強調した。
労働党議員や一部閣僚の間では、参戦慎重論が根強く、外相の発言はこれに応えたとみられる。しかし、フーン国防相は七日、予備役の招集を正式発表するなど軍事行動の準備に着手しており、外相の言動にいら立ちを隠せなくなったようだ。