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2003.01.08
Web posted at: 18:45 JST
- CNN
平壌(CNN) 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核開発問題をめぐり、米国が対話姿勢を表明する一方、北朝鮮当局は8日、米国の「犯罪的」政策により朝鮮半島に核戦争の危険が迫っているなどとする声明を出し、対米批判を強めている。
声明は、国営朝鮮中央通信社(KCNA)を通して発表された。北朝鮮当局はこの中で、米国が南北朝鮮の対立をあおる目的で、北朝鮮の「核問題」について「虚偽のうわさ」を流していると主張している。
米政府は7日、日米韓3国による局長級会議での共同声明で、「北朝鮮が国際的な義務をいかに果たすかについて、対話を行う用意がある」と表明。あくまで北朝鮮の核開発放棄を前提とするものの、「核開発をやめない限り交渉には応じない」との従来の立場をやや軟化させた。「瀬戸際外交」をエスカレートさせてきた北朝鮮側が、これにどんな反応を示すかが注目されている。