現在地 HOME > 掲示板 > 戦争20 > 888.html ★阿修羅♪ --> |
|
ストロー英外相とイスラエルのネタニヤフ外相が6日、電話会談で激しく互いを非難した。英政府主催の国際会議に招かれるパレスチナ自治政府代表のロンドン渡航を、イスラエルが禁じたため。会議が予定通り来週に開かれるかどうか、微妙な情勢になってきた。
テルアビブで5日に連続自爆テロが起きた後、イスラエルは自治政府代表の会議出席を認めない意向を明らかにした。ネタニヤフ氏は「テロと妥協する指導者は和平を実現できない。ブッシュ米大統領と足並みをそろえてほしい」とストロー氏に要望。「英国は正反対の態度をとっている」と批判した。
ストロー氏は「自治政府の代表を狙い撃ちするのは筋違いだ。イスラエルこそ、誤っている」と反論。再考を求めた。
両政府の関係悪化の背景には、英側の「介入」にリクード政権がいら立ちを募らせている事情がある。国際社会がイラクへの圧力を強めると同時に、パレスチナ問題への取り組みを強めるよう説き続けているためだ。
会議は中東和平に資するパレスチナ自治改革を話し合う目的で、ブレア首相が提唱した。自治政府に加え米、ロシア、国連やエジプト、サウジアラビアなどに参加を求めている。
(23:45)