現在地 HOME > 掲示板 > 戦争20 > 868.html ★阿修羅♪ --> |
|
米国は駐韓米軍を漸進的に撤去させ、韓国自ら防御を責任持つようにすべきだと、ワシントンポスト紙のコラムニスト、ロバート・ノヴァック氏が6日、主張した。
ノヴァック氏はこの日、『韓国、自分の翼を試す時』というタイトルのコラムで、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の独裁者 金正日(キム・ジョンイル)総書記が本当に核戦争を始めると信じる人はいない」とし、「米国の政策決定者において急を要する真の問題は、韓国と反米を基調に選挙運動を行った盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領当選者」と主張した。
同氏は「左翼運動家だった盧当選者が、米国と北朝鮮間の仲裁を提案した」とし、盧当選者が一時、不屈の反共要塞だった韓国を、世界最後のスターリン主義国家(北朝鮮)と自由世界指導国家(米国)の中間に位置付けようとしていると指摘した。
また、「1981年、韓国軍部によって処刑される直前、レーガン大統領によって救出された金大中(キム・デジュン)大統領が(これまで)韓国史上、最も反米的な大統領であったことが立証された。盧当選者はそれよりも一歩漸進し、アンクル・サム(米国)のひげを引っ張っている」と主張した。
同氏は「今日の韓国人は、米国人が韓国戦争で流した血に対し、感謝していないだけでなく、覚えてすらいない」とし、盧当選者は韓国のこのような雰囲気を反映していると分析した。
同氏は「70万の韓国兵力は、侵略行為に対する抑止力の一部であり、さらに大きな抑止力は韓米相互防衛条約に基づく米国の空軍と海軍の兵力」とし、にも関わらず、米国と韓国の雰囲気は違っていると指摘した。
韓国は米国人を鬱陶しく思い、米国は韓国を段々我慢ならないと思い始めているというのだ。同氏はカーター元大統領の駐韓米軍縮小案に反対した米国の保守勢力中の大勢が、今や、駐韓米軍の撤去を希望していると伝えた。
また、北朝鮮と交渉しないと決定した米国の次の決定は、韓国自らが独自の防御を責任持つようにすることだと主張した。
ワシントン=姜仁仙(カン・インソン)特派員