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大量破壊兵器の開発・保有疑惑から米軍の標的となっているイラクは、戦争反対を訴える周辺国志願者らの「人間の盾」で対抗する構えだ。ヨルダンの元国会議員らが参加者を募っており、イラク側も歓迎している。ヨルダンのムラド元議員はイラク紙に対し、すでに10万人の志願者が集まったと述べた。イラクのアジズ副首相は「米国への抵抗運動はイラクのみでなくアラブ世界、自由を愛する世界のものだ」と評価している。
国営イラク通信はフランスの「平和ボランティア」のメンバーが近くバグダッド入りするとも伝えた。大量破壊兵器疑惑を調査している国連査察団は27日に安全保障理事会に最終報告する。米軍の攻撃に道を開く国連決議違反があったかどうかは、安保理の議論にゆだねられる見通し。イラクは自国の立場への理解を求める情宣活動に力を入れている。フセイン・イラク大統領は6日午前11時(日本時間同日午後5時)からアラブ世界向けにテレビ演説する。国営テレビのほかインターネットでも伝えられるという。(バーレーン=岐部秀光) (12:04)