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(回答先: フセイン亡命に期待 3方向から同時侵攻 毎日新聞 投稿者 j.Bush 日時 2003 年 1 月 04 日 23:41:07)
【カイロ5日鈴木眞吉】中東諸国を歴訪中のギュル・トルコ首相は五日午後、エジプトのシャルムエルシェイクでムバラク・エジプト大統領と会談した。
ギュル首相は四日、最初の訪問国シリアでアサド大統領と会談しており、会談後の記者会見で、「米国の対イラク攻撃回避に向けた具体的な方策を協議した」と語り、「戦争回避の最大の義務を負っているのはイラクだ」と指摘した。
同首相はムバラク大統領とも同様の議題を協議したものと思われ、オベイド・エジプト首相とも会談した。
アラブ諸国は最近、戦争回避の為、フセイン・イラク大統領に退陣を説得しているとされており、同議題が各首脳間の話題に上ったのかどうかは定かではない。
ギュル首相は五日夜、カイロで、ムーサ・アラブ連盟事務局長と会談し、六日には、ヨルダンを訪問して、アブドラ国王と会談、十一日にはサウジアラビアを訪問する。
トルコはイラクと国境を接していることから、イラク戦争を機に、イラク北部のクルド民族が独立運動を起こした場合、その運動がトルコに波及することを恐れており、戦争なしにイラク問題が解決されることを本音では願っている。トルコは北大西洋条約機構(NATO)の中では唯一のイスラム国家で、米国からは対イラク戦争への協力を求められている。