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2003.01.01
Web posted at: 13:08 JST
- CNN/REUTERS
ワシントン――米移民帰化局(INS)は12月31日、米国に乗り入れる航空便を運航する民間定期航空会社に対し、離発着前に氏名、年齢などを記載した乗客名簿を提出させる制度を1月1日から実施すると述べた。昨秋の米同時多発テロを受け、連邦議会が提案していた治安対策の一環。ブッシュ大統領は昨年初め、署名していた。
外国航空会社は2001年12月から同様の名簿を米税関当局に提出することを義務付けられている。INSに提供される名簿には、生年月日、国籍、性別、旅券番号、旅行発行の国名、米国入国のためのビザ情報や米国の滞在場所なども盛り込まれる。
INSは、「この制度で、米国への出入国者の流れの把握が深まり、法秩序の維持につながる」としている。