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米国家安全保障会議(NSC)は27日、ホワイトハウスで閣僚級会合を開き、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が国際原子力機関(IAEA)の査察官の追放を決定したことなどについて協議した。また、マクレラン大統領副報道官は同日、ブッシュ大統領が年末年始の休暇を過ごしているテキサス州クロフォードで、北朝鮮の決定を「発電目的ではなく、北朝鮮の核兵器開発能力を高める狙いがある」と批判した。
NSCの閣僚級会合にはライス大統領補佐官、パウエル国務長官、マイヤーズ統合参謀本部議長らが出席した。
ホワイトハウスの作戦会議室とクロフォードの私邸をテレビ映像で結び、国務省や国防総省など対北朝鮮政策にかかわる各部門が大統領に米国が取りうる選択肢を示し、その理由などを説明した。米政府は今週に入ってからクリスマス休みの25日を除いて連日、北朝鮮問題を協議する実務レベル、副長官レベルなどの会合を開いているという。
一方、マクレラン副報道官はクロフォードで記者団に「(北朝鮮の決定は)IAEAの保障措置(査察)に対する新たな違反だ」と批判。「IAEA、日本や韓国をはじめとする友好国や同盟国と緊密に連絡を取り合っている」と述べ、国際社会と連携して平和解決の道を探る姿勢を示した。
(11:28)