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(回答先: チェチェン政府庁舎で大きな爆発 25人死亡 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 27 日 22:00:07)
【モスクワ町田幸彦】インタファクス通信などによると、ロシア南部チェチェン共和国の首都グロズヌイの共和国政庁敷地内で27日午後2時半(日本時間同8時半)ごろ、大きな爆発が2度あり、少なくとも40人が死亡、約60人が負傷した。親ロシア政府派のカディロフ・チェチェン行政府代表は「カミカゼ(チェチェン独立派武装勢力の自爆テロ犯)による犯行だ」と語り、武装勢力の爆弾テロとみている。
現地からの報道によると、ツァカエフ・チェチェン内相は爆発物を搭載したトラックと乗用車が政庁周辺の警備を突っ切って侵入し、大爆発が起きたと述べた。ロシアの独立テレビは事件発生直後、周辺の庁舎が損壊し、黒焦げになった車や血まみれの市民が救出される現地の様子を中継した。
グロズヌイ周辺ではチェチェン独立派武装勢力によるゲリラ活動が相次いでいる。チェチェンでは来年3月にロシア政府主導の住民投票を行い、新憲法を制定する方針だが、武装勢力はこれに強く反発している。
ロシアでは10月下旬にモスクワで武装勢力による劇場占拠事件があり、特殊ガス使用による強行突入などで犯人41人と人質129人が死亡した。
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武装勢力派の電子サイト「カフカスセンター」は同日、共和国政庁の爆弾テロについて「この行動を支持する」との内容を報じ、武装勢力の犯行であることを事実上認めた。
[毎日新聞12月27日] ( 2002-12-27-23:47 )