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[ワシントン 26日 ロイター] ミャンマー東部シャン州で、同国軍の兵士らが少数民族の女性たちに対して組織的に性的暴行を加えている実態が、米国務省の調査で確認された。
26日付の米紙ワシントン・ポストが報じた。
タイの人権団体は今年6月、ミャンマー兵らによるこうした性的暴行事件が625件発生したと報告。これを受けて米国務省は8月、ミャンマーとタイの国境地帯に調査官を派遣した。
調査官によると、タイ国内の難民らを対象に聞き取り調査を行ったところ、被害者が大勢いることが判明。また、現地滞在の3日間で、性的暴行などの残虐行為に関する新たな情報を入手した。
被害者は全員、ここ5年間にミャンマー兵らから集団暴行を受けており、中には2カ月前に被害に遭ったという13歳の少女もいた。
米国務省は「ミャンマー軍によるこうした凶悪犯罪の横行を、国際社会は傍観したり許したりするべきではない」と明言。また、ミャンマー軍事政権に対し、暴力行為の終息と加害者の処罰を強く求めていく方針を明らかにしているという。
(ロイター)
[12月26日21時7分更新]