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【カイロ小倉孝保】イラク国営通信は26日、イラク南部の「飛行禁止空域」で偵察飛行中の米英軍機がモスク(イスラム礼拝堂)を空爆し、市民3人が死亡、16人がけがをしたと伝えた。同通信は「民間施設を狙った犯罪行為」と厳しく批判した。
同通信によると、バグダッドの南約375キロのナッシリーヤ郊外で26日朝(日本時間同日夜)、米英軍機がモスクを空爆。死傷者はモスク内で祈りをしていた人々かどうかは不明。米軍はイラク軍指令施設を攻撃したことは認めているが、モスクを狙ったことは否定している。
イラクに対する国連の大量破壊兵器査察が再開された先月末以降、米英軍機が飛行禁止空域で空爆を行うケースが頻発。今月1日に、南部バスラの石油関連施設が空爆された際には、爆風で市民4人が死亡している。一方、イラク軍も対空砲火で応戦しており、23日には米軍の無人偵察機「プレデター」を撃墜している。(毎日新聞)
[12月27日11時1分更新]