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【アンマン26日=相原清】イラクのラマダン副大統領は26日、同国訪問中の首藤信彦衆院議員(民主)とバグダッド市内で会談し、日本の対イラク姿勢について、「日本は、米国、英国に次ぐ3番目の敵国と位置づけられている」と厳しく批判した。今回のイラク危機に関し、同国政府要人が、これほど直接的な表現で日本を批判したのは初めて。
副大統領は「日本は米国に追従し、国連安保理非常任理事国だった時も、対イラク経済制裁緩和に反対してきた。他のアジアの国はイラクと友好的な関係にあるのに、日本だけが関係を閉ざしている」と述べた。さらに、「日本が米国と同調してイラク攻撃に加担するのならそれも仕方がないが、その前になぜ日本政府は高官をイラクに派遣し、イラクの本当の姿を調べようとしないのか」と不満を表明した。
副大統領はまた、米国の攻撃は避けられないとの認識を示した上で、「人類に挑戦するような米国に、イラク人は決して屈しない」と述べ、徹底抗戦の姿勢を強調した。
(12月26日22:40)