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【ワシントン25日共同】米CNNテレビは25日、イラクのフセイン政権がバグダッド周辺に4個師団を集中配備するなど、2月にも予想される米軍の攻撃に備え、軍の展開を進めていると報じた。米軍情報筋を引用した特ダネとして配備状況を詳細に伝えており、イラク軍の動きを米軍が密接に監視していることがうかがえる。
CNNによると、共和国防衛隊の装甲師団3個と歩兵師団1個が首都周辺に展開。北部にクルド人の反乱に備え歩兵師団2個、計2万人を配備し、米軍の進入路とされる西方には特殊旅団2個、計6000人を送った。また、南北飛行禁止空域での米英軍の空爆にもかかわらず、依然、60の地対空ミサイル防衛中隊を維持している。
同テレビによると、イラク軍の総兵力は計37万5000人で、湾岸戦争前の70個師団が23個師団に、軍用機も750機から約300機に減少するなど兵力規模が縮小。装備も更新されておらず、戦力が落ちている。しかし、フセイン大統領は精鋭部隊の共和国防衛隊を整備し、首都周辺の市街戦に米軍を引き込んで抵抗する見通しだ。 (10:39)