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イラクのフセイン大統領を引退、亡命させる計画を、フランスのシラク大統領がアラブ諸国の首脳と画策していると、すっぱ抜きで知られる仏週刊紙カナール・アンシェネが24日伝えた。米国に不信感を抱くフランスと武力行使による地域の不安定化を避けたいアラブ各国の思惑が一致したとみられている。
同紙によると、この案はすでにシリアのアサド大統領の支持を得ており、モロッコのモハメド6世国王、アルジェリアのブーテフリカ大統領も前向き。フランスはエジプトのムバラク大統領の支持も取り付けたい考え。まとまれば、各国首脳の共同声明の形でイラクに提案されると報じている。
フランスの米国への不信感は根強い。イラクの大量破壊兵器開発疑惑を騒ぎ立てながら具体的データの公表を渋ることから、仏政府内では「実は、米国は何の証拠も握っていないのでは」との声が出ているという。
また、米国が以前「イラクは核兵器用ウランをコンゴ(旧ザイール)から取得しようとした」と主張したのに、最近「ニジェールからだった」と言い出したことも疑念を深めているという。
(10:17)