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【ワシントン23日=永田和男】マイヤーズ米統合参謀本部議長は23日、イラク南部の飛行禁止区域で監視飛行中の米無人偵察機「プレデター」が同日、イラク軍戦闘機により撃墜されたと発表した。
マイヤーズ議長によるとイラク軍機はこれまでもたびたび飛行禁止区域に侵入しており、米軍の無人機もこれまで2機撃墜されている。
イラク南北の飛行禁止区域で米英軍機に対する地対空砲火は今年すでに約500回確認されており、米英はその都度、イラクのレーダー施設などに空爆を加えている。
議長は、イラク軍機による激しい敵対行動がこれまでも見られたことを指摘し、「今回はたまたま向こうにとり運良く撃墜されたもので、これで軍事的緊張が高まるとは思わない」と述べ、今回の事件が直ちにイラク開戦の引き金になることは否定した。またラムズフェルド国防長官も会見で「イラクでの軍事行動を行う決定は下っていない」と強調した。(読売新聞)
[12月24日1時40分更新]