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江沢民国家主席は23日午後、人民大会堂でカザフスタンのナザルバエフ大統領と会談した。
会談で江沢民主席はナザルバエフ大統領に対し、善隣友好の強化と隣国との善意あるパートナーシップの堅持の方針を中国共産党第16回全国代表大会の報告に盛り込んだことを伝えた。
中国とカザフスタンが調印する予定の反テロ協定については「上海協力機構加盟国が結んだ上海条約後、地域の安全と安定に向けて両国が行う重要な措置」と評価。協定の原則と規定に基づき、カザフスタンとともに、東トルキスタン運動やテロリズム、分裂主義、過激主義と戦っていく姿勢を示した。
上海協力機構については「中国とカザフスタンが共同提案して設立した多角的な地域協力組織だ。地域の安全と安定を維持し、共同発展の促進に重要な意義がある。来年もわれわれには多くの課題と任務が待ち受けている。事務局と反テロ機構の設立は特に急がなくてはならない」と述べ、安全保障の推進と経済協力の実質的強化の必要性を強調した。
両首脳は会談終了後、中国とカザフスタンの「善隣友好協力条約」に調印。また「テロリズム、分裂主義、過激主義の取り締まりに関する協力協定」、「危険な軍事活動の予防に関する協定」、「中国政府のカザフスタン政府に対する無償援助提供に関する交換文書」などの各調印式に出席した。
「人民網日本語版」2002年12月24日