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(回答先: 佐々淳行は、「えひめ丸事件」直後の森喜朗の接待後フル続行を正当化した「危機管理無能力者」>それを祭り上げるクライン孝子の知性などこんなもの 投稿者 皮肉屋 日時 2002 年 12 月 23 日 14:19:46)
http://www.zms.or.jp/~ssbn/ss-news3.htm
ロス級米原潜と実習船「えひめ丸」衝突事故後の経過
現地時間2月9日午後1時45分頃〜10日深夜(日本時間10日午前8時45分〜)
2月9日午後1時45分頃
(日本時間10日午前8時45分)
米ハワイ・オアフ島の南約18キロの沖合で、実習生ら35人が乗った漁業実習船えひめ丸が、米海軍のロス級原潜グリーンビルと衝突、沈没。
(中略)
2月9日午後3時15分頃
(日本時間10日午前10時15分)
海上保安庁から官邸の危機管理センターに連絡。
2月9日午後3時半過ぎ
(日本時間10日午前10時半過ぎ)
森首相へ横浜市のゴルフ場で友人とゴルフ中に、事故発生の第1報が入る。
地元・群馬県入りしていた福田康夫官房長官へ、海上保安庁を通じ担当の秘書官から「えひめ丸と米原潜が衝突、現在救助作業中」との1報が入る。
米東部時間2月9日午後9時前
(日本時間10日午前11時前)
米原潜と実習船「えひめ丸」の事故について、ブッシュ大統領は報告を受ける。
米大統領の山荘キャンプデービッドで休暇中のブッシュ大統領は、ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)から事故の報告を受けて国家安全保障会議(NSC)に情報収集を指示。
また、大統領は国務省に対して、日本政府と早急に接触し必要な情報を提供するとともに、遺憾の意を伝えるよう指示した。
米太平洋艦隊のコール報道官も「船を確認していれば原潜は浮上しないはずだ。浮上の理由はわからない」と述べ、原因調査を開始。
(中略)
2月9日夕方
(日本時間10日午前)
森首相は、外務省の藤崎一郎北米局長を通じ駐日米大使館のラフルーア公使に対し、救助活動への全面的な協力を要請。
(中略)
2月9日夕方
(日本時間10日正午頃)
政府は、首相官邸の危機管理センターに「連絡室」を設置。
2月9日夕方
(日本時間10日正午頃)
外務省は衝突事故に関して、情報収集や米政府との連絡に当たるため、川島裕事務次官を本部長とする対策本部を設置。
2月9日午後5時54分
(日本時間10日午後12時54分)
午後零時54分首相はゴルフ場を出発。
2月9日午後6時40分
(日本時間10日午後1時40分)
福田長官は、情報収集と今後の対策が必要と判断し、群馬県内での予定を切り上げて官邸連絡室へ。
2月9日午後7時12分
(日本時間10日午後2時12分)
東京世田谷区瀬田の私邸にいったん帰宅し、首相官邸の「オアフ島沖漁業練習船衝突事故」連絡室に到着。
すでに連絡室で情報収集にあたっていた河野洋平外相、福田康夫官房長官らと今後の対応を協議。
(以下略)
コメント:加害者側である米国は、「あの」小ブッシュでさえ、報告を受けて直ちにNSCに情報収集指示と日本側への情報提供及び遺憾の意の表明を指示しているというのに、「被害者側当事国」の首相森や官房長官福田の動きの遅さは際立つ。ゴルフコンペや地元支持者との懇談の方が国民と国家主権の一大事より優先するらしい(まぁ、「彼ら」らしい判断とも言える)。
佐々淳行という人の危機管理の辞書には、「お偉方の私用はいかなる国家の重大事にも優先する」と書いてあるのだろう。