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中国の核開発関連物資の対朝売却問題を調査へ
米委員会
【ワシントン20日原田正】二十日付の米紙ワシントン・タイムズは、米議会の諮問委員会「米中安保再検討委員会」(ロジャー・ロビンソン委員長)が、中国が北朝鮮に対し核兵器生産に必要な化学物質を売却したとされる問題について調査に着手すると報じた。
同紙のインタビューに対し、ロビンソン委員長は来月、この問題について公聴会を開く方針を明らかにした。同委員会は、共和、民主両党からの六人づつで構成され、七月には中国の大量破壊兵器拡散についての報告書を公表している。
同紙は十七日付で米情報当局者の話として、北朝鮮の工作員が今月、核兵器生産に使用可能な化学物質リン酸トリブチル(TBP)二十トンを中国の企業から購入したと報じた。
TBPは商業目的でも使用されるが、使用済み核燃料からプルトニウムを製造する際などにも使われ、米情報当局は、核兵器開発が北朝鮮の入手目的とみている。
http://www.worldtimes.co.jp/w/usa/news/021220-180604.html