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(回答先: ノ・ムヒョン氏当確と伝える [NHKオンライン] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 19 日 22:17:27)
こうして、与党民主党のノ・ムヒョンが次期大統領と決した事により、金大中政権の「太陽政策」が継続される事となるね。ノ・ムヒョンは、アメリカと北朝鮮の戦争に反対すると言う立場を鮮明にし、それによって当選したのだからね。これで、アメリカとその衛星諸国による、「北侵攻」野望も、既に躓いた事になる。それすら予測できずにいた、日本政府の小泉やら安倍やらと言った有象無象の輩は、ここに来ても、その「北叩き」を続けざるを得まいがね。
その折も折、「ラチ」され「一時帰国」している日本人5名が、「北朝鮮のバッジを外した」と報道されているのだね。読売新聞サイトによると、こうあるね。「この日朝から外した北朝鮮のバッジについて、保志さんは「子供に影響がないかという問題もあったが、自分の立場をはっきりしなくてはいけない時期に来たと思った」と語り、薫さんも「朝鮮公民の義務を全うできなくなり、バッジを付けている意味が無くなった。『北』に対し敵対する政治的な意図はない」と説明した。」しかし、この手の「バッジ」は、「パスポート」と同じ重みを持つものだね。それを日本政府筋が「捨てさせた」と言う事は、余りに重い意味を持つ事の筈だね。
そして、そのタイミングが、余りにも悪かったと言えるだろうね。まさか、日本政府は、「反戦派」である与党ノ・ムヒョンが、次期大統領になるとは予測もしなかったのだろうがね。その上更に、選挙前の土壇場に、反戦の意思を声言するノと手を切ろうとした新党・国民統合21のチョン・モンジュンが、配下の新党幹部「64名」から逆に手を切られてしまったと言う喜劇も生まれている。これで、チョン・モンジュンの「新党」なる物も、雲散霧消したと言う事だね。
これは、日本の政治屋たちにとり、前途に暗雲の垂れ込める思いがある筈だね。また、それすらも無いとしたら、政治屋とさえ言えないがね。南朝鮮では、在韓米軍の少女ひき殺しに抗議するデモが、拡大していた情況にあったのだからね。南朝鮮での、反米反日の流れに気付かなかったのは、愚かの一語だ。
チョン・モンジュンの転落喜劇の顛末はと言うと、同じく読売新聞サイト記事によると、こうなのだね。19日の事、「幹部らは同日早朝から鄭氏の自宅を訪問し、支持撤回を考え直すよう説得したが、鄭氏は受け入れなかった。幹部の間では「鄭氏が一部の側近と相談しただけで、党幹部に諮ることなく、支持撤回を決めた」との不満が強まり、「盧氏との協調という国民との約束を破った」との判断から離党を決めた。盧氏との候補1本化工作に奔走した幹部の1人は「党に残るのはごく少数にとどまるだろう」と述べ、党の事実上の崩壊を示唆した」エトセトラとね。
民意を慮る事も無く、只、独善と私利私益を求めるから、こう言う転落の道をたどる事になる。これを、確か、自業自得と言うのだがね。国家「権力」を弄ぶ輩は、例外なく、このチョンモンジュンと同じ道をたどる筈だね。これは、日本の政治屋にたいする、重い警告だと言う所以だがね。これで、北朝鮮侵攻を狙う勢力は、日米だけとなってしまったのだね。既に、日米の「北侵攻」野望も、その「勝敗」は決したと言う事だ。
そして、そろそろ、例の東シナ海「北朝鮮工作船」撃沈事件から、一年を迎えようとしているね。しかし、日本のメディアを見る限り、どれも、当時から今に至る虚報とプロパガンダの類を、反省している物は、見当ら無い情況だね。今年初めに、「元左翼」の社主が発行する「噂の真相」が、この事件について「暗号通信」だとか「北工作船」の撃沈事件だと、根拠も臆面も無く「報道」した事も、記憶に新しい筈だからね。
こうして、この一年、日本では「北朝鮮討つべし」との世論操作が、進行して来たと言う事だ。それでも、ここに来て、「噂の真相」は、本当に北朝鮮侵攻が起きたら困ると、一年前とは逆方向に舵を切っているらしいがね。しかし、一旦、新聞やテレビ報道と言ったメディアと同じく、日本政府の「プロパガンダ・メディア」と成り下がった限り、その評価が覆る訳も無いのだね。今更、宗旨変えをしても、この手の出版人は、とうに、「元左翼」の似非ジャーナリストであるのに過ぎ無い。
その「噂の真相」サイトによると、その最新号は、「反北朝鮮世論操作で政府まで牛耳る「救う会」の最終目標は武力制圧だ!〜拉致被害者を人質に「救う会」「家族会」の対北朝鮮戦争への政治闘争が始まった〜」と、他人事のような目次を公開しているみたいだね。今年初め、おのれこそが、北朝鮮スパイ船の「暗号通信」なる物を報道した割に、今更、小泉と周辺政治屋や日本のメディアを批判しているらしいのだね。尤も、「武力制圧」と言うよりか、「侵攻」と言うべきだがね。
この「噂の真相」も、今年初めには、北朝鮮バッシングの急先鋒だったね。他の日本メディアを、あれこれと論評できる立場では無いと言う事でね。それを、今更のように宗旨変えとは、情け無い限りだね。これでは、チョンモンジュンのように、「幹部64人が異議を唱えて電撃離党し、空中分解状態に陥った」などと言われる羽目になるだろうね。馬鹿の一つ覚えのように、只「民主主義」を言うだけなら、それは易い事で、誰にでも可能だね。しかし、その実は、この手のマスメディアのように、政府の情報操作にいともた易く操縦されてしまう物だ。他山の石と、言う事だがね。
しかし、ここに来て、最近の世論調査統計の結果が発表され、小泉純一郎政権も、その最期が予測されはじめたらしいね。これは、良いニュースだと言えるだろう。何と、政権の支持率も、50パーセントまで激減したと言うからね。
小泉などが、一年前の「先制攻撃」で中国船を撃沈した「人殺し」に過ぎ無いからには、支持率下落などは当たり前の事に過ぎ無いね。WWもここで警告した筈の事だが、「先ンズレバ人ヲ制ス」と言いながら、戦いの最後を「制シ」得た者は、未だ嘗て存在しない。
これは、今の所アメリカとイギリスと日本の三カ国が参画している、イラク侵攻計画についても、言える事だね。「先制攻撃」主義を声明したアメリカだけでなく、イギリスも、イージスを派遣した日本政府も、破綻に導かれる事になると言う事でね。イラク侵攻なる物は、「仮定」ではなく、既に秒読みの問題だからだね。敗者は、敗者とだけ、結び付く訳だ。
日本の防衛官僚は、そこの所を、読み違えていたみたいだね。そして、これは、防衛官僚だけの問題で終りはし無いのだね。小泉や、その周辺で悪の限りを尽くしてきた政治屋その他の連中が、これで「年貢」の納め時となると言う事だからね。後は、チョン某の様に、「転落」や「空中分解」だけが待つ運命だと言う所以だね。